契約から引渡しまでが長くても問題はありませんか

契約から引渡しまでが長くても問題はありませんか

購入したい中古物件があるのですが、売主が片付けなどに時間がかかる為、
引渡は1年後と言われています。


高齢のオーナーなので、片付けなど大変かもしれないとも思いつつ、
地型、広さ、築年数、立地等を考え、それでも欲しいとは思うのですが、
引渡があまりにも後なので、漠然とですが不安があります。


ただ長いだけなら良いかとも考えていますが、問題などはあるのでしょうか。


直ぐに入居できないというストレス以外にも注意が必要です

引渡しが契約時から長いことに関しては、その間に状況が変わる可能性に
十分な注意が必要になります。
例えば、天災や風評問題での相場下落や、金利上昇、買主の
健康状態や勤め先(ローンが利用にも影響)、ご高齢である売主の健康状態、
物件そのものの管理状況(カビや白蟻等)などです。


ローン特約期日を過ぎてから、何か病気が見付かってしまったり、
会社の業績が傾くなどの状況になれば、ローンが使えないまま
白紙解約も支払いもできず、違約扱いになる可能性があります。


ご高齢ということで、売主側に相続が発生したり、介護が必要な状態、
または意思表示ができない状態になれば、取引のスケジュールには
更に延期が生じたり、履行が難しい状況にすらなりかねません。


環境変化で起こるリスクの洗い出しと、リスクヘッジするための契約条件の
設定が賢明です。


例えば、手付金を放棄することで解約できる「手付解除期日」も長めに取り、
支払う手付金額を少なくすることで、負担を少なく解約できる状態を作るなどです。
1年後に物件の管理状態がわるかったり、天災や風評などがおきて資産価値が相当
下がってしまったときでも、少ない手付金の放棄で契約を無しにすることができます。
当然、売主側も手付金を倍返しすることで解約できますから、少ない金額なら安易に
契約解除される恐れがありますが、買主側であれば中間金を差し入れることで、
売主側からの手付解除は出来なくさせることができます。


他にも、ローン特約期日を経過した後でも、健康上や勤務先等の理由で融資が
受けられなくなったときは白紙解約できるなど、そういった環境変化で起こる
リスクを洗い出し、回避する契約条件の精査、トラブルに発展させない為に、
通常の内容とは変える配慮を忘れず行う必要があります。

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