契約条件が成就できないときでも、責められない取決め方

契約条件が成就できないときでも、責められない取決め方

引渡しまでに隣地との境界立会を条件にしていますが出来そうにありません。
仲介業者は、境界明示を引き渡しまでとなっている箇所を、
日付を先延ばしにするという内容で、合意書を作ろうとしています。
果たしてそれだけで大丈夫なのでしょうか。
近々隣家1軒が帰ってくる予定ですが、その他は立ち合いはできそうも
ありません。
買主を含め関係者3軒がそろってから境界確認をしてほしいと思うのですが・・・。
どうしたらよいのでしょうか。


引き渡しまでの契約条件(境界確認書取得)が出来ない場合、
買主との間にどのような文書があれば、売主が責めをおうことなく、
スムーズに取引が行われるでしょうか?


条件不履行でも責任を負わない内容へ、条件変更することが賢明です

日付を先延ばしにする合意書での調整は、不動産取引ではよくございます。
しかし、境界立会いが成就できない可能性が高いにも関わらず、
引渡日を延期するだけの合意書では、今と同じ状況を後に向かえるだけで、
あまり意味はないと感じます。


買主側からしますと、引越しなどのスケジュールを先延ばし、一度は契約条件を
譲歩した状態になりますので、再度、条件(境界立会い)ができなかったでは、
クレームや何らかの責任を請求されやすい状況とも思えます。


売主側の利益を考えた場合、原契約の条件などにもよりますが、
・境界立会いは努力義務。出来ない場合は現況有姿(そのまま)での引渡し
・登記簿売買とし、境界立会い結果(立会い不調等を含む)によらず、
地積更正登記、面積等の増減による実測清算等は行わない


もしくは・・・、
・境界立会い契約条件だが、万一出来なければ●ヶ月を限度に引渡日延期、
●ヶ月を経過しても成就できなければ買主は白紙解約できる(契約を継続して
引渡しもできる)
・引渡日の延期または契約が白紙解約となっても、売主に対し金員の減額、
損害賠償請求等を買主はしない


または・・・、
・境界立会い契約条件だが、万一出来なければ白紙解約
・契約が白紙解約となっても、売主に対し金員の減額、損害賠償請求等を買主はしない


といった、境界立会いができなかったことで売主側が不利益を出す状況を
解消する条件へ、契約内容を変更する旨が必要かと思います。

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